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【自学力を伸ばす、塾長コラム】人生の主役は自分自身!

能力開発型の学習塾「自学道場」では、
子どもたち一人一人の主体性を育み、
個性を発揮することを目的とした授業を展開しています。

そして、自学道場には8つの心得というのがあります。

この8つの心得は自学道場の塾生たちが
授業前に毎回確認しているものです。その8つがこちら。

1.人生の主役は自分自身

2.言葉は大切

3.夢は叶う

4.比べるのは昨日の自分

5.自分で考え、自分から学ぼう

6.学ぶことは楽しむこと

7.まちがいは成長の宝物

8.相手と自分にありがとう


自学道場では、これらの心得を意識して、
自分から学ぶ力=”自学力”を高めていくように塾生たちに日々伝えています。


その中で、この8つの心得、
特に1番目の「人生の主役は自分自身」は非常に重要です。


★人の成長のプログラム

人は生まれながらにして「成長のプログラム」を持っています。


いえ、実際には人はお母さんのおなかの中にいるころから
母乳を飲むための練習として指しゃぶりをし、
生まれてからは手足を思い通りに動かす練習を
誰に教わることもなくやっています。

その一つ一つがすべて「成長のプログラム」であり、
この世で生きていくために「必要なこと」を
「必要なタイミング」でやるのが人間という生き物です。

その「成長のプログラム」を阻害してしまうと子どもたちは自信を無くしたり、
曲がった感情を抱えたりするようになってしまいます。

「這えば立て、立てば歩めの親心」と言われますが、
お子さんへの過度の期待が子どもの成長を邪魔してしまうこともよくあります。

中学受験での過剰な課題などはその最たるものです。

幸せになってほしいという目的のために中学受験をさせているはずなのに、
いつしか合格が目的になってしまい、お子さんができないことを責め、
子どもはどんどんやる気をなくしていく。

そんなシーンを私はたくさん見てきました。


植物を育てるときに、必要以上に水をやったり、
必要以上に肥料をやりすぎると腐ってしまったり、
うまく育たなくなってしまったりするのと同じように、
人(特に子どもたち)も「必要なこと」を「必要なタイミング」で得られないといけないのです。


そして、この「成長のプログラム」を子どもたちは無意識的に選び取ることができます。
生まれる前から「自分で選び取る力」が備わっているのです。


★それぞれがその人の人生の主役

この「人生の主役は自分自身」という言葉には、
お父さんにはお父さんの人生が、お母さんにはお母さんの人生があるのと同じように、
お子さんにもお子さんの人生があるということを示しています。


ここで大切なのは、まずお父さん、お母さんが
自分の人生を他人任せにせず、
きちんと「自分で選び取る」という決断力を持ち、
自分の決断に自信を持つことです。


★子は親の鏡

子どもはお父さん、お母さんの姿を見て、学び、価値観を作っていきます。
高圧的なお父さんの子は他人に高圧的になり、
愚痴ばかり言うお母さんの子はいつも愚痴ばかりをいう子になります。

なんでも他人のせいにする親の子は、やはりなんでも他人のせいにした人生を歩みます。

「子は親の鏡」とよく言われますが、
お子さんの「問題行動」といわれる行動の源は
そのほとんどが実は親御さんの問題点でもあるのです。


★まとめ

①人には生まれる前から「成長のプログラム」が備わっている

②お父さんにはお父さんの人生が、
お母さんにはお母さんの人生があるのと同じように、
お子さんにもお子さんの人生がある

③子は親の鏡である



この3つをぜひ心に留め、お子さんの幸せな将来のために、
今必要なことは何なのか、よく観察してあげてください。


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なぜ、自学なのか vol.1【塾長コラム】



自学道場はなぜ「自学」にこだわるのか。

たくさんの理由がありますので、
不定期になるとは思いますが、
シリーズ化してお伝えしようと思います。

「自学」にこだわる理由、
一丁目一番地とも言える大きな理由は、
「自分の幸せは自分が決めるから」です。

どれだけ裕福な暮らしをしても、
どれだけ愛情深く育てられても、
どれだけ周りの人が尽くしてくれても、
自分自身がそれに気づいて、
それを「幸せだ」と感じる心がなければ、
その人は幸せとは言えないでしょう。

自分の幸せは自分が決める、
自分の幸せは自分が創る。
人生の主役は自分自身なのです。

そして、その「幸せを創る自分」を
育てていくためには、
日頃から「自分で決める」訓練を
どれだけ多く積めるかが重要です。

子どもたちは、特に小学校に上がると
毎日指示や注意を受けながら
生活を送っています。
それはそれで社会で生きていくために
必要な要素とも言えるのですが、
それが続いてくると、

保護者や大人→指示する人
子どもたち→指示を守る人

という構図が生まれます。

この構図が生まれると、
それぞれが思い通りにならず、
不満や責め心が日常を占めるようになります。

一方で、
「自分で決める」訓練が出来ている人が
世の中に多くなってくれば、
「指示を受けなくても考えて動く」ことが
当たり前になってくるのです。

こちらの循環に入ると、
それぞれが責任感を持って行動するようになり、
許す心や認める心が日常を占めるようになります。

どちらが幸せな世の中になるかは、
言わずもがなでしょう。

「自学」は「自分で決める」訓練の
最も適した方法と言えます。

「自学力」が世界を変える。

自学道場が
「自学」にこだわる理由の1つです。

成績上位者はココがちがう!?シリーズ①【自学力を伸ばす、塾長コラム】

このシリーズは、学校や模試の成績が
上位の人たちが自然とやっている
日頃の習慣についてお伝えします。

今日は1回目。

まず、なんと言ってもこれ。

「物を大切に扱う」

成績が上位の人たちは、
総じて自分が使う道具
(文房具・テキストなど)を
丁寧に扱っています。

もちろん、使い込まれた参考書や
何度も覚えた単語帳などは、
次第にボロボロになっていきますが、
それでも大切に使っています。

逆に、小中学生にありがちなのは、
ボールペンやシャーペンを
分解して遊んでいたり、
練りケシづくりに没頭したり。

この状態の人は、
まだまだ成績上位に入れるような
学習姿勢にはなっていません。

そして、文房具だけではありません。

自分の身の回りの、
カバンや机・いすなど、
よく使うものを丁寧に扱っています。

道具を丁寧に扱うことができる人は、
後片付けまで含めて、
面倒くさがらず行うことができる人です。

一見、学習とは関係がないし、
信じるか信じないかはあなた次第ですが、
私が1800名超の生徒を見てきて、
明らかに相関性があると感じられるのが、
この「丁寧さ」です。

日ごろの生活が丁寧な人は、
学習においても
1問1問を丁寧に扱えるのでしょう。

そういった姿勢が、
高得点を生むのは当たり前かもしれませんね。


ぜひみなさんも、試してみてください。


【おススメの一冊】かべのむこうになにがある?【自学力を伸ばす、塾長コラム】

私は年に数回、小学校で読み書かせの
ボランティアをしています。

 

毎回、どんな本にしようか迷うのですが、
今回は年度末ということで、
壁のお話にしました。

 

ブリッタ・テッケントラップ さんの
「かべのむこうになにがある?」
という本です。


↓↓↓amazonへのリンクです↓↓↓

https://www.amazon.co.jp/dp/4776408163/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_HHJXE2ZMHK3WH6KZ72X4

 

詳しくはぜひ手に取って
ご覧いただきたいのですが、
私が大事だなぁと思ったのは、
みんなが壁と思っていたものでも、
一度乗り越えてしまえば、
壁ではなくなるよという見方。

 

現代のように、
変化の目まぐるしい時代では、
少し前には壁と感じられていたものが
あっという間に誰もが乗り越えられていく。

 

テレワークやリモートワークなんかが
いい例ですよね。

 

周りの誰もが「できないよ」と
思っているようなことでも、
あきらめなければ出来る日が来る。

そんな風に勇気をもらえる一冊です。


謙虚になりすぎるとまずい理由【自学力が伸びる、塾長コラム】



今日は親御さんが
お子さんの成果を認めないと
どうなるかというお話。

 

 

お子さんが勉強なりスポーツなり
頑張っているときに、
その行為自体を認めてあげないと、
卑屈な子が育ってしまいます。

 

 

なんでもかんでも自慢するような
傲慢な子になるのはいけませんが、
謙虚も過ぎると卑屈になってしまいます。

 

 

今日頑張ったことは、
今日の自分の100点である

と認めることで、
いわゆる自己肯定感が育ち、
自信を持てるようになるのです。

 

 

そして、これは
お母さんご自身にも言えること。

 

 

ぜひご自身が今日頑張ったことを
自分でしっかり褒めてあげてくださいね。


VUCA時代に必要な教育って?【自学力を伸ばす、塾長コラム】



これからはVUCAの時代だと言われています。

VUCAってなに?と思われる方も多いと思いますが、
VUCA(ブーカ)とは、
Volatility(変動性・不安定さ)、
Uncertainty(不確実性・不確定さ)、
Complexity(複雑性)、
Ambiguity(曖昧性・不明確さ)という
4つのキーワードの頭文字から取った言葉です。


 

なかなか難しい言葉に聞こえますが、
シンプルに言うと、
「先のことが読みにくい時代」となります。


 

 

これまでの日本では、
大学まで進学し、大手企業に就職すれば
老後まで安泰という世の中でした。


 


つまり、
ある程度将来の見通しが立つ社会
だったわけです。


 

 

ところが、変化の目まぐるしい現代では
先の見通しを立てるのが難しくなっています。


 

 

そして、これからの時代を
生きる子どもたちはますます
変化への対応力が求められます。


 

 

知識を持っていることだけではなく、
知識を応用して課題を解決する力、
自分から学び、調べ、考え、
物事の本質をとらえながら、
問題解決する力、

つまり、自学力が必要です。

 

 

今、教育界では
アクティブラーニングをはじめ
様々な改革が注目を集めています。


 

 

どれも素晴らしいものですが、
子どもにどうなってほしいか、
子どもに合う教育は何か、
親や大人の側が学んでいく
必要があります。


 

 

単なるツールではなく、
子どもたちの幸せのために
必要な力は何なのか。

じっくりと考えていく必要がありますね。


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