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【岡山県立高校入試】合格のためのワンポイント
こんにちは、自学道場ヘッドコーチの
やっすーこと安永吉光です。
今日は岡山県立高校入試のお話。
いよいよ県立入試が近づき、
やきもきする親御さんと、
緊張感が増すお子さん。
そんな姿が目に浮かびます。
今日は、そんな皆さんに
合格のためのワンポイントアドバイスを。
岡山県に限らない話ですが、
合格を勝ち取る人は
自分の力を充分に発揮しています。
では、どう考えれば、
自分の力を充分に発揮できるのか。
それはとてもシンプルです。
①合格に必要な合計得点を考える
②合計得点をクリアするために、
どの科目でどの点を取るかを考える
という2点です。
まずは①について
必要な合計得点を考えることから、
入試の対策は始まります。
必要な得点を考えずに、
手当たり次第に問題を解いているだけでは、
不必要な学習をしてしまうかもしれません。
まずは350点満点の筆記試験で
何点を目指すのか。
これは、学校や塾の先生が
データを持っているはずですので、
聞いてみるとよいでしょう。
もし、教えてくれなかった場合は、
自学道場までご連絡くださいね。
そして、②
合計得点がわかったら、
その合計得点をクリアするために、
どの科目で何点を目指すかを考えます。
この時に必要な考え方は、
得意科目を高得点を。
苦手科目は致命傷にならないように。
という2点です。
数学を例を挙げると、
苦手にしている人は、
まず最初の大問1を
出来るだけ落とさないように、
大問1の練習をしっかりやりましょう。
実は大問1だけで
全体の3分の1くらいの得点になります。
大問2以降は各大問の1番を拾っていく。
この戦い方で、致命傷にはなりません。
このように、
各科目でどこを重点的に対策するのか、
しっかり選んでから学習をします。
こうすることで、
試験当日までにやるべきことが決まり、
安心して勉強に取り組めるものです。
もし不安があれば、
いつでも自学道場にお問い合わせください。
塾生以外の方のお問い合わせも大歓迎です。
カテゴリ:
(自学道場) 2022年2月 6日 17:43
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子どものよくないところばかりが目に付くときは【自学力を伸ばす、塾長コラム】
「なかなか勉強しない」
「片づけをきちんとしない」など
お子さんのよくないところが目に付く
そんなこと、ありますよね。
最近、家族のよくないところが
目に付くなぁと感じた時には、
意識を変える必要があります。
ここで一つ質問です。
「今、身の回りにある赤いものを
3つ探してください」
よーい、スタート!
・
・
・
はい、見つかりましたよね?
普段なら全く気にしてなかった、
身の回りの赤いものが
この質問をされた途端に
目に飛び込んでくるように
見つかった方が多いのではないでしょうか
これは、引き寄せの法則みたいな
信じる信じないというものではなく、
脳のしくみとして、
人は意識を向けたものに
敏感になるようになっています。
(カラーバス効果や
カクテルパーティ効果と呼ばれます)
これを当てはめると、
できてないところやよくないところが
目に付くということは、
「よくないところに意識を置いている」
ということになります。
つまり、次から次へと
よくないことやダメなことが目に付き、
一向に改善していかないという
悪循環に陥ってしまうのです。
ですから、意識的に
よいところ、できているところに
視点を置いて考えないと、
その状況はいつまでも改善しない
ということになります。
慣れるまでは違和感があるでしょうが、
強引にでもよいところを見つけて、
書き残しておくようにしましょう。
早ければ3週間くらいで、
出来ているところにも目が向くようになり
イライラしたり悩んだりすることが
減ってくるはずです。
ぜひ試してみてくださいね。
(自学道場) 2022年2月15日 18:00
お子さんの取りかかりが遅いと感じた時は【自学力を伸ばす、塾長コラム】
「うちの子、取り掛かりが遅い!」
と感じることがありませんか?
取り掛かりが遅い要因として、
2つのことが考えられます。
★「始めの儀式」を意識する
まず一つ目は、
「始めの儀式」がないことが挙げられます。
例えば、学校だと授業の始めに、
「起立、気をつけ、礼」をやりますよね。
会社だと朝礼なんかも「始めの儀式」です。
この「始めの儀式」は
区切りをつけるという意味で、
思っている以上に効果があります。
ところが、家だといちいち礼はしませんし、
宿題などはなんとなく始めることが普通でしょう。
そして、だらだらと始めてしまうと、
だらだらとやってしまうのが人間というもの。
皮肉にも、子どもたちにとっては、
お母さんの「早くしなさい!」が、
「始めの儀式」となっていることもあります。
こういうお子さんの場合は、
なにか「始めの儀式」を作ってあげることで、
動作がスムーズになることもあります。
★お母さん、お父さんの取り掛かりはどうですか?
2つ目の要因は、
「お母さん、お父さんの取り掛かりが遅い」
ということです。
家事や仕事など、
お母さんやお父さん、周りの大人たちが、
キビキビと動いているおうちは、
お子さんも取り掛かりが早くなりやすいもの。
子どもは大人が思っている以上に、
大人たちの行動を見ているのです。
お子さんの取り掛かりが最近遅いなと感じたら、
お母さん、お父さんが後回しにしていることを
サッと処理することで、
お子さんにも変化があらわれるようになります。
★まとめ
お子さんの取り掛かりが遅い要因には、
① 始めの儀式がない
② 周りの大人の取り掛かりが遅い
といったものがあります。
まずは、お子さんではなく、
取り掛かりが遅いと感じたお母さん自身が、
物事をサッと処理し、区切りをつけるという
習慣を身につけていきましょう。
きっとお子さんも変化してくるはずですよ。
(自学道場) 2022年2月14日 17:23
【お悩み相談】うちの子、本を読まないんです【自学力を伸ばす、塾長コラム】

講師の仕事を始めて20年となり、
これまで様々なご相談をお受けしてきましたが、
中でも多いお悩みの一つが、
「うちの子、本を読まないんです」
というお悩み。
このご相談を受けたときに、
私が必ずおたずねする質問があります。
それは・・・
「お母さんは、月に何冊くらい読まれますか?」
というもの。
答えに困られるお母さんが多いのも事実(笑)
忙しくしている毎日の中で、
本を読むというのは意外に難しいものです。
おなじく、お子さんにとっても、
じっくり本を読む時間というのは、
なかなか取りにくいものです。
ましてやITの進んだ現代では、
本より動画の方が瞬時に多くの情報が
手に入ることもあり、
本を手に取ることが少なくなるのも
当たり前の時代とも言えます。
とはいえ、本を読んで読解力や
想像力を身につけてほしいのも事実。
そんな時にはどうすればいいのでしょうか。
★場面を絵にすると、鍛えられる力
私がおススメしているのは、
小学校の低学年であれば、
読み聞かせはもちろん、
ある場面を絵に起こす練習。
「おおきなかぶ」のような、
有名作品の一場面を、
本に書いてある通りに
絵に起こしてみるという方法です。
この練習をすると、
文章を読み落としていないかを
チェックすることができます。
また、読み取った文から
絵をイメージする練習になるので、
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次におススメするのは、
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日常生活の中で、
本が当たり前のようにある環境は、
子どもを本好きにする第一歩です。
★最後は、大人がどんな姿を見せるか
そして、最も大切なのは、
「大人が積極的に読む姿を子どもに見せること」
大人が本を読む姿を見せていなければ、
子どもが本を読むようにはなりません。
そして、もう一つ大事なのは、
読む本の種類を大人が決めないこと。
大人が作為的に本を読ませようとしても、
子どもはその本を読まないのが当たり前。
もし、読ませたい本があるなら、
その本の内容のダイジェストを、
まるで映画の予告編のように、
面白そうに子どもに語る方が
興味を持って読む気になります。
また、漫画や図鑑しか見ないと
嘆く親御さんも多いですが、
漫画や図鑑も立派な本。
本に触れない生活をするくらいなら、
漫画や図鑑であっても本を開く方が
よっぽど子どもたちの想像力を鍛えられます。
★本のある生活で、多様な力を鍛えよう
「お子さんが本を読まないのは当たり前」
という気持ちを持って、
その上で、どうやって本に親しんでもらうか。
そのための方法は、親御さんが整えてあげる。
それで読んでくれたら儲けもの。
というくらいのスタンスで、
まずは親御さんが本に親しむように
心がけていきましょう。
(自学道場) 2022年2月13日 21:40
集中力の鍛え方【自学力を伸ばす、塾長コラム】

うちの子、集中力がない
とお悩みのお母さんに、
今日はおうちで出来る集中力の鍛え方を
お伝えしていきます。
そもそも集中力がないということは、
人間にはありません。
短い時間だったり、興味のあることだったり、
条件によっては子どもは集中力を発揮します。
とはいえ、学習をはじめ、集中してほしい場面で
集中力を見せてほしいですよね。
そんな時は、まず、
3分でよいので、集中する環境を作ること。
たとえば、漢字の書き取り、算数のドリルでも
なんでもよいので、3分間集中してやる訓練を
入れていきます。
この「1日3分」の積み重ねが、
次第に10分、15分と伸びていく
その第1歩となります。
まずは「1日3分」を3ヶ月。
途中、途切れてしまっても、
自分を責めずに続きから。
少しずつでも積み重ねていくこと。
これができれば、
必ず集中力が身につきますよ。
(自学道場) 2022年2月10日 17:45
将来大きな差を生む、小学3年生までに身につけておきたい大切な力【自学力を伸ばす、塾長コラム】
今日は、できれば小学3年生くらいまでに身につけておきたい大切な力についてお話していきます。

★英語やプログラミングよりも重要な力はこれだった
この力が備わっているかどうかで、学習はもちろん、特にこれからの時代、その後の人生においても大きな成果を生むかどうかにかかわってくるほど重要な力です。
それは・・・
「聞き取る力」です。
意外かと思われるかもしれませんが、人の話を聞きとれるかどうかは、まず学習面において大きな差を生み出していきます。
★興味深い実験結果
実際に、ある中学生の子どもたちに、同じ文章を聞いてもらい、そのまま書き取って、どのくらい正確に聞き取れているかのテストをしたところ、定期テスト5教科(英・国・数・理・社)の合計点と、聞き取りの正確さ(捕捉率)には相関関係がある実験結果もあります。
実はそれだけ聞き取る力は、学習面での差を生みやすいということがわかります。
少し考えれば当たり前のことですが、子どもたちは学校の先生や大人たちの指示を受けて動く場面が多くあります。その指示の聞き洩らしが多い子は、授業の内容の理解度も低くなってしまうでしょう。
また、もう一つの側面として、大人たちの指示を聞き洩らすことで、怒られることも多くあるでしょう。
怒られる場面が多い子どもたちは、「自分はできない子なんだ」と自信を無くし、やがて主体性のない子になってしまうこともあるかもしれません。
そして、聞き取る力は、大人になってメモを取る力につながっていきますので、重要な力ですよね。(そういえば「メモの魔力」という本も流行りましたね。)
このように、聞き取る力は子どもたちのスムーズな成長には必要な能力となっています。欲を言えば小学校に上がるまで、もしくは学習内容が複雑になる小学3年生くらいまでに聞き取る力を充分に鍛えてあげたいものです。
★おうちでできる、聞き取る力の鍛え方
では、実際に聞き取る力を鍛えるにはどうしたらよいか。
これはそんなに難しいことではありません。
絵本でも教科書でも新聞雑誌などでも構いませんが、大人がゆったりとしたペースで読み上げる文章を、子どもがその通りに書き取る練習をするだけです。このとき注意してほしいのは、
①慣れるまでは短めの文章で
②書き取る時に漢字は使わなくてもよい
というルールにしてあげてください。
そっくりそのまま書き取るためには、しっかりと耳を澄ませなければいけません。この耳を澄ませる習慣を身につけることで、聞き取る力はUPしていきます。
学校で本読みの宿題が出ると思いますが、それに加えて同じ文章でもよいので、お母さん、お父さんが読み上げて、子どもが書き取る。そんな練習が理想的ですね。
慣れないうちは、なかなか正確に書き取れないと思いますが、慣れてくると100%に近いくらいに書き取りができるようになります。
新型コロナウイルスの影響で、特に週末はおうち時間が増えているかと思います。お父さんお母さんも時にはプレイヤーとして、お子さんと一緒に、ゲーム感覚で「聞き取る力トレーニング」やってみてくださいね。
(自学道場) 2022年2月 9日 15:47